2015年12月25日

クアドラプル・サンタ

今日は、4人のサンタさんが我が家に来てくれました♪

患者さんの漁師サンタから、釣れたばかりに特大タラ
早速、アクアパッツアに
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九州の長生サンタから、黒麹仕込焼酎の新酒
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旧友サンタから、厚岸の牡蠣
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そして娘サンタから、オジサン柄のポケットダイアリー
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イラストがクスリと笑えます
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サンタさんは良い子だけでなく、良いおじさんにも来てくれるのですね(TーT)
メリークリスマス!!

幸せです・・・





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2014年10月25日

しもつかれ


栃木県鹿沼市で開催された医学会に参加してきました。
腰痛をテーマに、脊椎分離症の症例報告、腰痛における下肢の特別操作法、模型を使った腸骨筋と大腰筋の機能的メカニズム、腰痛と精神作用の実例など、とても有意義な時間でしたが・・・宴会で衝撃が走りました。

前菜に見覚えのある料理があるのです。
隣に座っていた栃木県のN先生に聞いてみました。
「これはいったいなんですか?」

「ああ・・これは”しもつかれ”です」

しもつかれ141019_1830~01.jpg

「が〜〜〜ん!!
誰しも、どうしても喉を通らない食べ物があると思いますが、私が今まで生きて来た中で、唯一喉を通らなかった料理がこの「しもつかれ」でした。

細かく切った鮭の頭に大豆、大根おろしと人参などを酒粕で煮たもので、材料は身体に良さそうなものばかりです。しかしこれらが絶妙にこなれていると、見た目、触感、匂い、味・・見事なまでに、酒を飲みすぎた時に胃から押し戻される内容物に酷似しているのです(^^;)

一度、群馬の友人にいただいたことがあるのですが・・ある意味衝撃でした。
お酒を飲みすぎてリバースしたことのある方なら誰もが経験したであろう・・そうあの味です(^^;)

N先生に聞いてみました。「・・・・先生はお好きですか?」

「大好物です!ご飯にのせて食べると美味しいですよ〜♪」

同席のA先生と目が合いました。A先生もどうやら私と同じ苦い思い出があるようです(笑)

「おや・・皆さん箸が進んでないようですね?しもつかれを7軒食べ歩くと病気にならず、3軒で中気にならないという言い伝えもありますよ♪」

下戸の先生にとっては、健康食品ともいえる自慢の郷土料理をなぜ食べないのか不思議な様子です。

N先生の解説を聞く限り、もともとは破魔の力を持つ食材を食べて厄よけを願う縁起物と思われます。ならば薬膳を食べる気持ちで一口・・・私の喉を、初めてしもつかれが通過しました(^o^)v
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2014年09月06日

化学調味料を使っていないラーメン


昔、TV東京系列で放送していた「TVチャンピオン」という番組の舞台になったこともある旭川ラーメンの有名店「味のありこま」です。

駐車場にはいつも車がびっしり。
運よく駐車スペースがあったので、初めて入店してみました♪

140330_1358~01.jpg旭川市東光3条6丁目

ホールの女性に「塩ラーメンにゴマとラー油が入ってますけど、大丈夫ですか?」と聞かれる「ありこまラーメン」860円を注文
運ばれてきたラーメンには、確かにすりゴマとラー油が。
個人的に、ラーメンにラー油は邪道と思っていましたが、ラー油の香ばしさと辛さ加減が絶妙♪

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ラー油はこだわりの自家製なのだそうです。

スープは、豚骨ベースながらとてもあっさりしてます。
正直、あっさりしすぎてイマイチ物足りない味に感じましたが・・食べ進めるうちに気が付きました。
ラーメン屋さんに不可欠ともいえる化学調味料を使っていないのだと(^0^;)
野菜やショウガが控えめに風味を醸し出して出しています。

ラーメンの上にはシャキシャキモヤシ、ボリュームたっぷりのチャーシュー、歯ごたえの良いメンマ、長ネギ、ワカメ・・・具も良い食材を使っているのが分かります。
麺は、旭川ラーメンの王道、旭川製麺の低加水率の中細縮れ麺。

なるほど・・ありこまが人気店なのは、TVに出たからではなく、味にこだわているからなのだということが良く分かりました。

後日、ラーメン通を自認する友人に聞いたところ、「ありこま」という店名の由来は、アリのようにお客さんが並び、駒のように回転すからなのだとか・・本当かな??
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2013年12月25日

Merry Christmas 

このブログをご覧になっているすべての方に、神の祝福がありますように。

131224_2155~01.jpg 旭川市4条8丁目パリ街「La vigne」胡桃のパウンドケーキ

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2013年09月23日

何もない贅沢


電話でディナーとコテージの予約をしたところ、
「何もないところですが、よろしいですか?」と念を押されました。

上川町に新設された「大雪 森のガーデン」の園内にある、フレンチの三國清三シェフとイタリアンの堀川秀樹シェフのヴィラ&レストラン「フラテッロ・ディ・ミクニ」の周囲5kmには、確かにコンビニも民家も街灯もありませんでした。

TVや携帯の電波も届きません。ナビのルート案内が終了してからも、熊がのっそり顔を出しそうな山道を登り続けると、丘の上に立つまるで美術館のようなレストランを発見しました。

肩の凝らないオープンキッチンのレストランは、大雪山の方角がガラス張りになっているので、どの席からも雄大な景色が一望できそうですが・・夜なので景色は漆黒。まっ・・これもまたよし♪

ディナーは10品。
地元の食材をポップアートのように盛り付けた料理が絶妙のタイミングで運ばれます。

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大根、トマト、レタス、ジャガイモ、水菜、キノコ、牛肉、鴨肉、小麦、チーズ・・・地元の食材って、こんなに美味しかったのかと感動!普段何気なく食べている食材に、私たちはとても恵まれていることを実感しました。

どの料理にも、クオリティーの高さと独創性、そして北海道産へのこだわりを感じますが、私は一皿目のエントラータが強く印象に残りました。
130918_1814~01.jpgとうもろこしのスープにエスプレッソの泡が乗っています。
エスプレッソの泡に残るほのかな苦味が、おそらく朝もぎであろう地産とうもろこしの甘みを絶妙に引き立てています。食材の風味が最大限に引き出された一皿に脱帽・・・


コテージがあるので、車の運転を気にせずワインを楽み、満腹になった身と心をそのままベッドに横たえることができます。「ああ・・幸せ!!」ベッドルームが2つもある豪華版ですが、旭川の家具を使ったお洒落なインテリアにも道産品へのこだわりを感じました。

朝・・・コテージの窓を開け驚きました。
山好きの患者さんが「大雪高原旭ヶ丘は大雪山系No1の景観」と称していたのは決して大げさではありませんでした。静寂に包まれた空間に、今まで見たことがない雄大なパノラマが絵画のように広がっているではありませんか。

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浴室の窓からは黒岳が一望できます。
色とりどりの紅葉に包まれた秀峰は、今朝降りたばかりの冠雪帽をかぶっています。おそらく日本中どこを探しても、この時期、ここだけでしか見ることの出来ない光景でしょう。

朝食がコテージに運ばれてきました。
朝湯で乾いた喉を、真っ赤な生オレンジジュースで潤し、焼きたてのパンと新鮮なサラダの甘みを噛み締めながら思いました。何もないと思われている北海道の山奥は、豊かな自然に敬意をはらう人間が演出すると、極上の贅沢になるのだと。
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2013年07月06日

漬物の声



漬物名人の誉れ高いSさんから、メロンの漬物をいただきました。
自宅の水田で収穫した「ふくりんこ」で麹を作り、塩麹漬けにしたそうです。

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上品な甘さが絶品です!
もちろんビールにも日本酒にも合うのですが、白ワインと相性が良いことに驚きました。

メロンに限らず、Sさんの漬ける漬物は、大根、胡瓜、茄子・・すべて芸術的な味です。

その秘訣を聞くと、Sさんは興味深いことを教えてくれました。
「漬物のコツは野菜の声を聞くことです。美味しい漬物にするから、よろしくねと声をかけると、どう漬けてほしいか野菜が教えてくれるんです。こう切ってほしいとか、塩加減はこうしてとか・・・」

通常では聞こえるはずもない野菜の声・・・

私たちも背骨を通し、身体の声を聞くことを常とします。
「ほらここに穴があいてるだろ、ここを治せばいいんだよ」身体のどこを見ても穴などあいていませんが、ゴッドハンドと呼ばれるK先生には、悪い箇所に穴が開いているように見えるそうです。A先生は、患者さんに癌などの重篤な疾患があることが匂いで分るそうです。しかしA先生に人並み以上の嗅覚があるわけではありません。

SさんやK先生。A先生に限らず、業種を越え熟練の先には、言葉で伝えることが出来るものと、言葉で伝えることの出来ないものがあるようです。

野菜の声を聞くことも、治療ポイントを穴として見ることも、癌の匂いが分るのも、明らかに言葉で伝えることの出来ない領域と思われます。もしかすると、ひとつの道を突き詰めた先にある特殊な感覚を会得した技術者だけが、名人と呼ばれる領域にいるのかもしれません。

そういえば、この塩麹漬になったメロンは、間引きされて捨てられる運命にあったメロンたちなのだそうです。名人Sさんの手で、人を感動させる新たな命を授かったメロンたちが、「今が食べごろですよ♪」と呼びかけているように思えました。

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2013年06月14日

ムツゴロウの干物


その愛くるしい姿から、有明海のマスコットキャラのような「ムツゴロウ」が、なんと干物に・・・ヨーガ療法士のY先生が、学会帰りにゲット!飲兵衛の多い当院にお土産として持参してくださいました。

畑正憲さんのムツゴロウシリーズを読んでいた中学生の頃から、一度、本物のムツゴロウを見たいと思っていましたが、まさか干物で対面することになるとは思いませんでした(笑)

ムツゴロウ漁は、板に片足をのせて干潟にのり出すのだそうですが、有明育ちのヨーガ療法士さんは、裸足で干潟に入りムツゴロウを追い掛け回していたそうです(^^;)しかし子供の頃泥だらけになって遊んだその干潟も、今はなぜか立ち入り禁止なのだとか・・

北原白秋はムツゴロウを見て「怪しいもの」と表現したそうですが、日本を代表する詩人には、ムツゴロウのユーモラスさよりグロテスクさが際立って見えたようです。

確かに、見るからにおいしそう・・と思える
魚ではありませんが、地元では高級魚とのこと。早速、説明書に従い、炙って頭からかぶりつきました。

干しむつごろうとキヌ貝.jpg 干しムツゴロウときぬた貝

「うん!なかなか!!」日本酒が欲しくなりました♪

熱燗に投入。
フグのヒレ酒ならぬ、ムツゴロウ酒。むつ酒.jpg

スタッフのS君は、形のグロテスクさに眩惑され尻込みしましたが、見た目と味とは別ものです♪

後日、ムツゴロウは絶滅危惧種であることを知り驚きました(^^;)
魚は環境の変化にとても敏感な動物なのだそうです。
有明の在来種は、その突き出した大きな目で、干潟の環境が変わる様をじっと見ていたのでしょうか・・・
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2012年11月17日

ボジョレー・ヌーボー2012と和食


今年は、赤い色の和食とボジョレー・ヌーボーをあわせてみようと思いつきました。

その年の気候でワインの味が決まる・・といっても過言でないボージョレ・ヌーボーですが、今年のフランスは、春は寒く、夏は雨が多い、ワインの葡萄が育つ環境としてはあまり良くないと聞きました。しかしこのボージョレ・ヌーボーは、香りもタンニンも私の好みでした♪2003年にはかないませんが、なかなかの出来だと思います♪

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料理は、私の大好きな割烹料理 味処「元堀」旭川市3条8丁目

「先付け」海老とキャビアはもちろん酢味噌も合います♪121115_1920~01.jpg

「牛たたき」スライスしたニンニクが入っているのでポン酢でバッチリ。121115_1940~01.jpg

「ねぎま鍋」くず粉でコーティングしたマグロと長ネギにショウガを加えたスープが絶妙のバランス(^−^)b121115_1952~01.jpg

「レンコンとサツマイモの天ぷら」油とワインの相性が良いのか、天ぷらとの相性は抜群です!121115_2018~01.jpg

解禁日の翌日、治療におみえになったグルメのUさんは「キンピラと大根の酢漬けも合いましたよ♪」
2012年のボジョレー・ヌーボーさんは、なかなか社交的なようです。




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2012年10月20日

紅雪庭のプラーナ


動態保存という考え方があります。
歴史的な建造物を解体せず現代に残そうとする時、博物館に展示するような静的保存でなく、建物に新たな役割を与え生かそうとする考え方です。

旭川には、明治時代に旧国鉄工場として建てられ、その役割を終えたレンガ倉庫を改修整備し、地ビール館や市民活動交流センター、バレェスタジオなど、新たな息吹を与えられた建物が少なくありません。

我が家から徒歩2分。旭川市5条16丁目に古びたお屋敷があります。昭和初期に「北の誉」という造り酒屋の自宅として建てられたものですが、時代の波に押され廃業。主をなくし「旧岡田邸」としてひっそり息づいていました。

当時を知る町内会の古株の話しでは、お金に糸目をつけないで建てられた豪邸とのこと。私もイベントで、一度だけ室内を拝見したことがあるのですが、まるで西洋建築のような高い天井。玄関ホールに威風堂々と構えるステンドグラスとクリスタルのシャンデリア。匠の技が光る飾り障子と欄窓。そして美しい紅葉の庭・・細部まで贅を尽くした佇まいは、文明開化の香りをそのまま残しています。

この歴史ある建築を旭川の文化として残したいと望む有志により、定期的に掃除やメンテナンスが行われていましたが、今年4月 蕎麦と料理「おかだ 紅雪庭」として蘇りました。料理長は、歴史ある建築に相応しく、滋賀県の懐石料理の名店で修業し、洞爺ウインザーホテルの高級蕎麦店で腕を振るっていた和食の鉄人と聞きました。

ちなみに「おまかせ懐石 5,000円コース」です。
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何といっても圧巻は蕎麦!!限りなく細いシャキシャキした歯ごたえと蕎麦の風味が絶品です♪120918_2017~01.jpg

デザートは、和服の上品な仲居さんお薦めの水羊羹と抹茶120918_2035~01.jpg

長生学園の学生が、静物にもプラーナがあるか実験をしました。
放置した生卵と、毎日お勤めをする仏壇に置いた生卵の腐敗日数を比較したところ、圧倒的に仏壇に置いた生卵は腐りにくいという結果が出たそうです。

静物にもプラーナという命が宿っているとすれば・・・動態保存で命の輝きを取り戻した旧岡田・・ではなく紅雪庭。紅葉が見ごろです♪120918_1906~01.jpg
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2012年09月22日

食べマルシェと可(べし)


秋の風物詩として定着しつつある、旭川「北の恵み 食べマルシェ」
昨年オープンした旭川駅の中から、旭川のメインストリート買い物公園を縦断し、常盤公園に至るおよそ1.5Kmの道のりは、屋台と人の波で覆いつくされていました。
空洞化が懸念されて久しい買い物公園ですが、こんなに大勢の人が歩いているのを見たのは初めてかもしれません。

治療におみえになったイベント関係者によると、今年は「買い物公園40周年記念イベント」として開催されたそうですが、予想以上の人出で、札幌から団体バスで起こしになる方も多かったそうです。
ちなみに当院スタッフS君は、札幌のオータム・フェスタに向かいました(笑)

道北地方のグルメを中心にした数百の屋台、醤油焼きそばの芳ばしい香りや、スイーツ小路の甘い誘惑を振り切り、常盤公園会場を一回り。

愛別キノコ鍋や稚内蟹鍋の大鍋コーナーや、バーベキューコーナーから離れ、食べマルシェの最終地点といえる場所に名古屋のコーナーがありました。

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名古屋といえば名古屋コーチン。
名古屋名物「世界の山ちゃん手羽先から揚げ」の大行列を眺めながら、名古屋コーチンのスープ餃子と味噌おでんで一杯。

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酒は愛知県の関谷醸造の「可」という、実にあっさりとした口当りの純米生酒でした。
可は「か」ではなく「べし」と読むそうです。

そういえば、故赤塚不二夫の「もーれつア太郎」の中に「べし」というカエルのようなキャラクターがいたことを思い出しました。もしかするとあの哲学者のようなカエルは名古屋生まれだったのかも・・などと考えながら名古屋きしめんの屋台に向かいました。
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2012年08月25日

夏牡蠣


お盆を過ぎたというのに、夏日が続く旭川です。
連日の猛暑にバテ気味のある日、「牡蠣食べに行こう♪」と友人からメールが来ました。

「夏に牡蠣?」
牡蠣は冬の代表的な味覚・・・というより、牡蠣のようなデリケートな生ものは夏は食べられないと思い込んでいました。しかし考えてみると、夏に牡蠣がなくなるわけではありません。

120821_2129~01.jpg 旭川市3条6丁目 サロマ湖とばろう村
店主はおそろしく無愛想ですが、魚の鮮度も腕もなかなかのもの♪

120821_2025~01.jpg牡蠣のガンガン蒸し

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プリプリの牡蠣を舌に運び・・思わず一句

  夏牡蠣や 味蕾を溶かす 潮の香

味蕾とは:舌の表面にある、花の蕾のような形をした味覚の受容器官で、甘味、酸味、苦味、塩味をそれぞれの味蕾が感じとります。
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2012年05月26日

十勝の風味


昼と夜の長さが逆転する春は、自然界では様々なものが動き始める季節です。
別名「木の芽時」とも呼ばれるそうですが、春の木の芽の王様と称されるのが「たらの芽」
今年も十勝清水町のUさんから、たらの芽が届きました。

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タラノキが地中から新しい枝を出す時、その先端についた芽なので、若々しいエネルギーに満ちてます。

Uさんが管理する十勝清水町の山に自生する新鮮な天然タラの芽を早速天ぷらに。
天ぷらにすると、山菜特有の苦味が抜け自然な甘みだけが残ります。
天ぷらは、タラの芽にとって魔法のような調理法だといつも感心します。

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天ぷらに添えたのは、これまた十勝清水町の銘製麺店「中村製麺」の田舎そば。
しっかりした歯ごたえと、蕎麦の風味を極限まで残した、蕎麦好きにはたまらない逸品です。

料理人のクオリティーの低さを補っても余りある食材で、十勝清水町の大地の恵を心行くまで堪能させていただきました。

生きてるってありがたいことですね♪
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2012年04月21日

福島の銘酒



「少しでも福島を応援しようと愛飲しおりますが、とても美味しいので一度ご賞味下さい」
グルメのU先生から福島の酒が送られてきました。

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ラベルには「大七酒造 純米酒 大七 純米生もと(きもと)」
珍しい「生もと造り」のお酒です。

生もと造りは日本酒の製法用語です。専門的なことは分りませんが、とても手間のかかる製法と聞いたことがあります。

早速味見を・・・実にしっかりした味わいです。
東北の酒蔵の中で、東北生まれらしい粘り強さで生存競争に打ち勝った生命力の強い菌や酵母が、この生もと独特風味のを造ったのかもしれません。

豊かなコク、酸味、旨み味に加えこの芳醇さは、異文化のイタリアンにも合うかもしれないと思いました。

前菜は、大根とニンジンをワインビネガーで。患者さんから頂いたばかりのホタテをシャンピニオン仕立てにし、九州の先生から届いた馬タンにバジルソースを添えた思いつきメニューにも見事に相性を合わせてくれました。

ソムリエの田崎真也氏はこの酒を、「香りは、白い花や白桃のコンポートのような上品な香りに、ミネラル香、そして生もと特有のクリーム系の香りと、ほのかに海のヨードの香りを感じる」と評したそうです。

大七酒造の創業は1752年(宝暦二年)・・・先人たちが長い歳月をかけ、自然界の法則と東北の気候風土を巧みに利用し創り上げた逸品は、福島を基点としたエネルギー問題で、自然の力と人間の知恵の和合が求められる現在、多くの関係者に味わっていただきたいと思いました。
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2012年02月07日

こだわり完熟いちご



旭川では水道管の凍結する家庭が後を立たないというのに、千葉からいちごが届きました。
サラブレッドの治療はもとより、グルメでも名高いU先生が推奨する「こだわりの完熟いちご」です。

真っ先に目に飛び込んだ艶のある青々しい葉は、果実の新鮮さと共に、作り手の誠実さを知らせてくれました。

120206_1405~01.jpg石井農園Erbeereのこだわり完熟いちご 千葉県船橋市本郷町516-1

何がこだわりかと言うと、この農園は、みつばち交配に加え、農業害虫の個体数を抑えるために、特定の天敵を放して増やす生物的防除法を用いた低農薬農法、更には有機肥料と酸性水・アルカリ水を使用した栽培をしているのだそうです。

こうした化学肥料、化学農薬を減らし、環境保全に配慮した農業を行っている農園を、エコファーマーと呼ぶそうです。

果実は、形や甘さもさることながら味が実に濃厚です♪
この濃厚さには、自然界の仕組みを最大限活用した中に、生産者のポリシーという隠し味が入っているのかもしれません。

ある意味3・11を経た今、人間の生き方や社会のあり方そのものが、鋭くメッセージされているようにも思えました。
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2012年01月24日

蓮根(レンコン)スープ


レンコンスープの差し入れをいただきました。

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味は、上品で透明感のある、あたかも貴婦人のようですが、身体がポカポカ温まりました。
益々寒さが厳しくなる折、旬のレンコンは、身体を温めるためにも優れものの食材であることを実感しました。しかし泥つきのレンコンでなくては、この風味は出せないそうです。

レンコンは蓮根と書きます。
読んで字の如く、泥に埋まった蓮(ハス)の根がレンコンです。

蓮はおよそ1億4000万年前に、すでに地球上 に存在していたそうです。
人類がアフリカを出て世界中に散らばったのが、約180万年前ということを考えると、レンコンは地球上では人類の大・大・大先輩であるばかりでなく、植物の仲間でも長老のひとりなのだそうです。

某TV番組で高名なお医者さんが「レンコンは風邪やインフルエンザの抵抗力を高める」と話しておられたのを思い出しました。良い機会なので、レンコンの成分表を調べたところ・・・レンコンにはレクチンが含まれていました。確かにこのタンパク質には免疫力アップが期待出来そうです。

そういえば、茨城出身の患者さんに「喘息だったのでレンコンをすりおろして飲んでいた」という話を聞いたことがあります。調べてみると、レンコンの成分表にはタンニンが含まれていました(レンコンの切り口が変色するのは、ポリフェノールの一種タンニンなのですね)タンニンには消炎作用や止血作用があることが知られており、民間療法もお医者さんに負けず理にかなっているようです。

仏像の台座「蓮華座(れんげざ)」は、ハス(蓮)の花を意味するそうですが、蓮はインドが原産地で、中国を経て日本に伝わったそうです。おや・・これは奇しくも仏教伝来と同じ流れでは!

私たちの心の中に泥のように存在する、怒りや悲しみという苦の上に、幸福という美しい花を咲かせようとするのが仏教の教えです。もしかするとお釈迦様もレンコンスープを食していたかもしれませんね(笑)

ちなみに、蓮の花が開くときには「ポン」と音がするとか・・一度でいいから聞いてみたいものです(笑)
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2011年11月19日

カボチャとワイン

「カボチャ」の由来は、カンボジアからきているそうですが、カボチャの原産地は中南米なのだそうです。
遺跡から、古代アステカ、インカ、マヤの人たちもカボチャを食べていたことが分かるそうですが、どうやら古代人は果肉ではなく種を食べていたようです。

カボチャが女性に人気があるのは、その独特な優しい甘みにあると思われますが、昔の品種は果肉が苦かったのかもしれませんね。

甘い近代カボチャの果肉を存分に生かした「カボチャのグラタン」

111117_2002~01.jpg旭川市4条8丁目 農家Dining Tam-bo たんぼ

今年は天候不順で、カボチャは収穫に恵まれなかったそうですが、2011年のボジョレーヌーボーと合わせてみました。
ワインは、例年より香りが芳醇で、濃厚でコクがあるようの思われます。
私が思うに2003年以来の出来かも・・・
2003年のボジョレー地方は干ばつだったようですが、今年フランスも雨が少なかったのかもしれません。

厳しい環境を生きぬいたエネルギッシュなカボチャとぶどうは、甘みがぎゅっと濃縮しています。

互いの相性もぴったりでした♪
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2011年11月03日

ユトリロとひやおろし



旭川美術館で開催されている「シャガール、パスキンとエコールド・パリの綺羅星たち」に足を運んだところ、な・・なんど文化の日なので入館料が無料でした。
来年も11月3日は美術館に行こうと思います(笑)

シャガール、パスキン、藤田嗣治、ローランサン・・・1920年代のパリ派の名作コレクションがこれでもかと展示される中、私が足を止め見入った作品は、白の時代のユトリロでした。

ヨーロッパは水が悪いため、ビールやワインを水代わりに飲んで育ったユトリロは、子供頃からアル中になり、部屋に閉じ込められて、その窓から見た光景を自己流に描き始めたのがユトリロの絵の始まりだと、北海道大学のF教授から伺ったお話を思い出しました。

放浪、入院、監禁・・・壮絶な人生を歩んだ酒乱の天才画家が、大雪山の伏流水という最高の水で造られた旭川の地酒を飲んだら、どんな反応をするだろうと想像しながら(笑)

もしユトリロと杯を交わせるなら、この時期なら「冷やおろし」と呼ばれる、秋という季節感を存分に楽しむことが出来る日本酒を用意したいと思いいます。

111018_1906~01.jpg高砂酒造 国士無双ひやおろし

寒中に純米酒を仕込み、蔵でひと夏を過ごさせると、ちょうど秋に飲み頃となる酒です。
まろやかでかどのとれた風味は、きっと繊細すぎるほどの感性を持つユトリロをも満足させてくれることでしょう。

ただし酒癖の悪いユトリロが暴れないよう気をつけなくては・・そんな妄想にふけりながら秋の夜長がふけていきます。
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2011年09月02日

双子のダンシング胡瓜(きゅうり)

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弟宅の家庭菜園で収穫された、双子のダンシング胡瓜(きゅうり)君です。
ユーモラスな形が家族の間で大人気とのこと。

胡瓜が旬ですね♪

胡瓜は中国から渡来した野菜のようです。
記憶が定かではありませんが、中国では西の方を“胡”と呼ぶそうです。したがって西から来た瓜で“胡瓜(きゅうり)”

つまり原産地は中国ではないのですね。

中国より西ですから・・インドかネパールあたりでしょうか?
三蔵法師が経典と一緒に持ち込んだ・・などと想像が膨らみます。
もしかすると、阿弥陀如来により西方浄土から伝えられたかも(笑)

そういえばキュウリは河童の好物です。
河童の起源は民俗学の一大テーマなのだそうですが、水戸黄門様はキュウリが苦手だったと聞いたことがあります。
ということは・・キュウリは江戸時代にはすでに日本にもたらされていたと考えられます。外来種でありながら日本人にとって馴染みの深い野菜なのですね。

キュウリは切り方によって味わいが違ってきます。
輪切り、薄切り、半月切り、細切り、乱切り・・・みじん切りにしてオリーブオイルと合わせディップにするのが、今年我が家のお気に入りです♪

双子のダンシング君は、ぶつ切りで一夜漬けとなり、余すところなく大家族の胃袋に収まり、新たな“いのち”となってくれたようです。

ありがとう ダンシング君
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2011年08月19日

かき氷で幸せいっぱい♪


お盆を過ぎ、朝夕めっきり涼しくなってきましたね。
しかし、日中はまだ夏の日差しが顔をのぞかせています。
当ブログに「光の射す方へ」を連載中の希望さんから、暑い日にぴったりのレポートをいただきました。目で涼んでください



高校時代通いつめたおっきな四角い氷を売っている氷屋さんの、ふわふわのかき氷に勝るとも劣らない氷!!!

“甘味茶屋ぶんご”旭川市南1条26丁目抹茶ミルク.jpg


氷の味、つまり元の水が美味しくて、凍らせる温度や時間、削るときの氷の状態やかき氷器がよくないと削って最高の味と舌触りのよい氷には絶対ならない。


一目でわかる繊細で空気をたっぷり含んだ軽さは、まるで大雪山に降るパウダースノーのよう。はらりはらりと積もって宇治シロップをたっぷり含んだ氷を舌に乗せると・・・じゅんわり溶けて舌に染み渡り、抹茶の芳香と品のいいミルクの甘さが口中に軽やかに広がって絶妙のハーモニー!!!

思わず「おいしいね〜!おいしいね〜!」一口食べる度に最後の一口まで唸りながら・・味のハーモニーを崩さないように、細心の注意を払って縦に氷を削っていく。表層のミルクがけの甘さと繊細な口当たりの軽い氷と、深層の宇治の奥深い香りで重さが残る氷のブレンド。


バランスを崩して氷山が寝てしまう瞬間に軽いミルク味が好みの比率で残るよう、一口一口味わいながら最後の縦削りを食べた後、一滴も飛ばさないように慎重に氷山を寝かせてからは大急ぎ!半液体になった氷の繊細さが飲み込まれないうちに、ソクソクと口に運ぶ。
最後の一滴まで最高においしいかき氷でした!!(o^〜^o)


氷大好きで氷食いだった私は、高校時代行きつけだった氷屋さん以外の店では食べる気になれず、それに北海道の夏はさほど暑くないから、20年以上他のお店でかき氷を食べたことがなかったのですが・・・「ぶんご」のかき氷は目から鱗の別格でした!!!!!


しかも一番好きな宇治ミルク・・・泣かんばかりの感動(T_T)一気に気分は高校生!

サックスを吹いて汗だくになった後、氷屋さんに直行した青春時代に戻ってました!(b^ー°)


アルコールを嗜むようになってから、私もカキ氷は30年以上口にしたことがないかもしれません(^^;)
でも、このレポートを読んで無性にカキ氷が食べたくなりました。
これから北海道は一雨ごとに涼しくなりますが、真夏の日差しが恋しくなるレポートでした


posted by かず at 07:44| Comment(0) | TrackBack(0) | おいしい日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年07月29日

王様のパンと王様のトマト



「鍋で焼いたパンご存知ですか?手でちぎって食べるんですけど、これがとっても美味しいんです!!」

味や香りだけでなく、素材や添加物にも恐ろしいほど鋭敏な感覚を持つグルメのUさんが絶賛するパン。一度食べてみる価値はあると思っていたところ、Uさんが突然そのパンを差し入れてくださいました。

奇しくもその日は、下川の友人も来院し、「天然100%完熟トマトジュース元気」で有名な、下川町の完熟トマトの差し入れがありました。

「王様のパン」と印刷された袋を開けると、まるでシフォンケーキのような鍋パンの横に、見るからに味わい深そうなライ麦パンが紛れています。

「ワインに合いそう!!」一目見て気に入りました。

無添加のライ麦パンと下川町の絶品トマトで冷製パスタ。昼食を食べたばかりだというのに、すでに今夜のメニューが頭に浮かびます。

パンに載せるディップを考えるため、一切れ口に入れたところ、優しいエネルギーが口中に広がりました。無添加、天然酵母に加え、不思議なパワーのあるこのパンをワインで楽しむ時、オリーブオイル以外、余計なものは必要ないことが分りました。

パスタソースも、トマトをオリーブオイルで和えただけ。塩分もあえてパスタの茹で汁に加えた塩のみ。通常のトマトの2倍はあろうかという糖度に加え、トマト本来の甘みが凝縮されている、まさに王様のトマト。小ざかしい味付けはむしろ邪魔になると思いました。

110729_1918~01.jpg今夜は、キリッと冷やした赤ワインで♪

素材だけは、どこのレストランにも負けない、パスタとライ麦パンの贅沢なディナーです。
料理と言うにはシンプルすぎますが、こうした超一流の素材を素人が生かすには、余計なものは加えないのがベスト!

料理の腕は3流でも、お腹と心が幸せになったのは、パンとトマトの作り手の心意気が食べる人に伝わるからなのかもしれません。

王様の力で元気にさせていただきました0(^-^)0
posted by かず at 22:40| Comment(0) | TrackBack(0) | おいしい日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする