八十娘(やそおとめ)らが
汲み乱(まが)ふ
寺井の上
堅香子(かたかご)の花
旭川市と肩こり神社で有名な比布(ぴっぷ)町の境に、
男山酒造の管理する自然公園があります。
アイヌ語で「突き出た」を意味する、突哨山(とっしょうさん)の南端は、
万葉集にも詠われたカタクリの大群生地です。
雪解けの早春、日当たりの良い落葉樹の林に自生するユリ科の多年草ということですが,良く見ると、花は下向きに咲き、花が開くと反転するようです。
花の基部には紫褐色の模様がありました。
カタクリの球根からは、料理には欠かせないカタクリ粉がとれますが、
近年は、ジャガイモから抽出したでんぷん粉が調理に用いられるようです。
「カタクリの若葉を熱湯にくぐらせ、おひたしや、酢みそあえにして食べると美味いよ」
こんな話を割烹料亭の主人に聞いたことがあります。
「幻の野草と銘酒男山を味わってごらん・・」悪魔が私にささやきかけましたが、カタクリの個体数が激減しているのと、十分な日照条件と温度が揃った、わずか数週間しか可憐なピンクを見せない儚さを知ると、さすがの私も摘む気になりませんでした。
青いエゾエンゴサクとの対比が見事です♪
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