2005.4.24(日)
TAの講義が終わり、他の来場者より一足先に廊下に出て、T先生が出てこられるのを待っていました。
ドアが開いて、現れたのは、K先生。
背後の室内はまだざわついて慌ただしい様子だったので、T先生への礼状を預けて帰ろうとしたら、
「自分で渡したらいいでしょう」
部屋に戻ってT先生を呼んでくださいました。
前の晩に書いたお礼状。
言葉を選んで選んで書いた・・
・・・・・
母への手紙を投函できたこと。
保険みたいにしまっておいた睡眠導入剤を捨てたこと。
T先生から、行動を起こせるように勇気をもらえたこと。
はなむけのことば。・・・・・
これが最後の手紙かもしれない。
T先生の連絡先は知らない。
他の先生にたずねればわかるだろうけど、当人の意志の伴わない一方通行は嫌だったから、そこまでするつもりはない・・・。
振り返ってみると、こんなつまらない意地っ張りが災いしなかったのは、K先生の何気ない気づかいのおかげでした。
[真心と、それをうけた人の思いのベクトルが一致すると、一個人の想念を超えて複雑系の因縁生起が展開する]
このときK先生が手渡してくれた一本の糸。受けとってどう使うかは私次第。
正直言って、手紙を渡すのは怖かった・・・
また誤解されても、もう誤解を解く機会はないし・・だったら挨拶だけして帰ろうか
ここでお礼だけ言って笑顔で別れれば、いい思い出だけが残るはず・・・
でも、後悔するかな?
T先生が現われるまでものの1〜2分・・言い訳じみた思いが揺れた・・・
そこへ現われたT先生はお忙しそうで、かなり緊張気味でした。
そんな先生の顔をみたら、するっと緊張がとけて、手短かにお礼を述べ、手紙を渡し、笑顔で右手を差し出しました。握手した先生はガチガチで、申し訳ないやら・・・(*^-^*;)
(人前で握手するのはシャイな日本人の習慣ではないから酷だったかも・・私は握手にためらいもなく・・デリカシーなくてごめんなさいm(_ _)m)
ふと・・翌日旭川を発たれる話になり、飛行機の出発時刻をたずねました
うちからは空港が近いから、空を見上げたら飛行機を見送れるかも・・・くらいの軽い気持ちで・・・。
・・・
今の私につながる沢山の縁を辿ると、このときの何気ない会話にいきつく・・。
転機というのは、こんな顔をしてやってくるものか・・。
「四国に帰って落ち着いたら連絡するつもりだから。」
「身体に気をつけて」何度も気遣ってくださって・・
この先どうであろうと、この時受けた確実なストロークで充分幸せ。
あたたかい信頼に満たされて、会場を出ました。
見上げると、どこまでも広がる青空。緩やかな忠別川の流れ。
背伸びしても走ってみても、春はゆったり私を見守ってくれてたのね・・。
\(^-^)/ありがと♪

