2015年10月23日

阿頼耶識200 死の意味E


ジョージ・ハリスンがインド哲学に傾倒していたことは有名です。
それは音楽にも反映され「マイ・スウィート・ロード」という私の大好きな楽曲に「hare krishna(ハレ クリシュナ)」と、インドのクリシュナ神を崇めるかのような歌詞があります。

当時は「なんのこっちゃ?」くらいで、特に気に留めてもいませんでしたが、このブログを書きはじめてから、私の書棚の奥で長年開かれていなかった「主バガヴァーン クリシュナ」という本がふと目にとまりました。手に取りとパラパラめくっていると、なんとジョージ・ハリスンの名前が出来てきたのです。

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実はこの本、およそ20年ほど前に札幌駅前で、見ず知らずの風変わりなインド人に手渡されたものでした(^^;
)クリシュナ意識国際協会日本支部という組織で発行されたこの本の“はしがき”には「ジョージが19000ドルを寄付し諸経費を賄って出版した」と書かれ、彼は冒頭に寄稿文を寄せています。

その中に彼の死生観を垣間見ることのできる一文を発見しました。
「何生涯もの間、私たちは一時的な物質と関わってきました。骨と肉の塊にすぎないこの体を、私たちは自分自身であると誤解しているのです。私たちはこの一時的な状況が最終的なものであると考えているのです」

それは、輪廻はもとより、人間の本質は肉体から独立して存在する魂であることを実体験した坂本正道氏や、だから病気も加齢も本当は何も怖がる必要はないのだと主張する矢作直樹先生の論的根拠、そしてスワミ・メーダーサーナンダ師の説く“死の意味”と同じものでした。
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2015年10月17日

阿頼耶識199 死の意味D

東大で物理学を学んだ元ソニーのエンジニア 坂本正道氏が興味深い話をしておられます。

坂本正道.jpg「自分は徹底した徹底した物質論者であり、精神活動も含めすべての現象は物質とエネルギーで説明できると固く信じていたが、体外離脱を何度も経験したことにより、人間の本質は肉体から独立して存在する非物質のものであることを感得した」と述べています。

どうやら魂は、非物質としての特徴を持っているようです。

インド哲学の重鎮 スワミ・メーダーサーナンダ師も人間の持つ物質面と非物質面の特徴を比較されました。

物質である粗大な体(肉体)、精妙な体(記憶、五感による感覚、知性、心、プラーナ)、原因の体(心の源となる自我)には、始まりと終わりがある。しかし非物質である魂(アートマン)には終わりがない・・つまり永遠の存在なのだと。

また、物質は有限ですが、非物質である魂は無限。

そして物質は時間と空間に限定され、時間と空間の中でしか存在できませんが、非物質である魂は、時間と空間に限定されない。つまり偏在するそうです。

坂本正道氏も同様に「魂は時間と空間に束縛されないので、過去や未来へ行くことも、地球から230万光年先のアンドロメダ銀河まで、一瞬で移動出することも可能です」と著書に記しています。

現代物理学の原理では光の速度より早く移動する物質やエネルギーは存在しません。したがって“魂は物質ではない何か未知の存在”というという意味で、非物質と呼ぶのが適しているのだとか。

なるほど・・「千の風に乗って」の詩は魂の本質を説いていたのですね。
9月28日に他界した当院院長も、不自由な肉体を離れ、横浜や四国まで自在に飛びまわり、同志たちを訪ねているようです。
posted by かず at 18:08| Comment(0) | TrackBack(0) | かく語れり(仏教概論) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年10月06日

THE蕎麦


お通夜が始まる前に故人を偲び、故人が好きだった蕎麦を食べに行きました。

IMG_0290.JPG東家 旭川市3条16丁目


当院の斜め向かいにあるので、治療に訪れた際ここに立ち寄るのを楽しみにしている患者さんも少なくありません。

蕎麦の味を堪能できる、まさに「THE蕎麦!!」という形容がぴったりだと思います。

車で3時間かけ食べにくるファンもいる蕎麦は、もちろん手打ちです。
いわゆる田舎蕎麦の形態で、つゆは濃い口ですが、太めの蕎麦によく合います。
更科系蕎麦好きには、好き嫌いがあるかもしれませんが・・・私は大大大好きです♪

故院長が、美味しそうに蕎麦をすする音が聞こえてくるような気がしました。
posted by かず at 23:01| Comment(0) | TrackBack(0) | かく語れり(仏教概論) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする