2018年04月14日

ありがとう・ありがとね㉘

平成27年9月

母は自分の体力が落ちてきていることを自覚し、きちんと受け止め、今後の家族への負担を考え、入院するしかないのかなと考えたのだろう。
今一度、家族の真意を確認したかったのだろう。
そんな思いをさせてしまったのか。

父にはもう少し優しい言葉で言ってほしかった。思いが伝わらないよ。
しかし、「居ればいい」と言ってくれたことには感謝しなければならない。

ストレスのかかるこの状況の中ででも、この家に居たいと言っている。
私は最近、特にこの状況下での在宅療養は本当に良いのか?母にとって心の休まる最善の療養場所はどこかを考える毎日であったが決心した。
思い出のいっぱいつまったこの家で母が穏やかに療養し、家族と一緒に人生を全うすることができるべく力になる。
入院を選択していたとしてもすでに今世にいない。
和彦兄と義博兄の治療がなければ確実に今世にいない。
在宅だからこそ、今があると思う。

母を傍で見ていられることは、何よりも安心なことだし癒される。
これは父にも言えると思う。
以前、母は「入院はさみしいよ」と言ったが、それは家族にも言えることだ。
顔を見ないと心配で不安だし、さみしい。
よし、これから私が出来ることを感謝に変え、感謝を伝えながら援助させてもらおう。

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2018年04月06日

休診のお知らせ

4月6日:午後休診
4月7日:休  診


 長生医学会出席のため、上記休診させていただきます。
尚、4月9日から平常通り診療致します。
 ご迷惑をおかけしますが、何卒よろしくお願い申し上げます。
posted by かず at 13:22| Comment(0) | お知らせ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年03月24日

ありがとう・ありがとね㉗

平成27年9月

母なりに飲食できている。「何でもおいしい」
咳時々。腹痛なし。脈拍80台前半。
良い日と悪い日と日々変動ある。

民謡が好きな友達に電話をしている。「民謡入ってるよ。テレビ観てるかい?」
行動範囲は徐々に落ちてきている。
トイレがやっとで、洗面台の所で休まないと戻って来られない。
しかし常に感謝の言葉を口にし、我儘や依頼心なく頑張っている。
「休み休みすればできるんだよ。ありあとう。ありがとね」

母は頑張っている。依頼心なく出来る事は自分でと。
普通は思いどおりにならない身体にイライラしたり、口調が荒くなったり、困らせる事を聞いてきたり、反抗的になるものだ。
しかし母には教えられることばかり。
常に感謝の言葉を口にし、我儘など一度も言わない。
母の口から「ありがとう・ありがとね」の言葉が出てこない日はない。
自身の日々の変化をきちんと受け入れているのだろう。

父に対して、ストレスを感じている言動がみられ弱気になっている。
父なりに心配していると思うが、マイペースで言葉が優しくないので、思いが伝わらず、逆に悲しませる結果になってしまう。
父の前では、声がかすれ小声になったり、殆ど食べなかったりする。
父の言動に対して、母の無意識での抵抗のあらわれなのだろう。
ストレスは計り知れない。

私に付添われ、やっとトイレから戻って来た母に、父が「こわいのか?」きつい口調で母に言う。
母が大きなため息をついて「お父さん、私みんなに迷惑かけるから入院した方がいいだろうかね」
しばらく無言で「居たいなら居ればいい」と言う。
「みんなに迷惑かけるけど、このままがいい。家に居たい」肩を落として下を向いて涙をためている。
「お母さん、お父さんも居たらいいと言っているよ。ここで一緒に過ごそう。一緒に居よう」
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2018年03月17日

ありがとう・ありがとね㉖

平成27年8月27日 退職。

東病院の皆様、入院中の患者様、ご家族の皆様に心から感謝です。
   いろいろ勉強させていただきました。
   これからの母の介護に活かせること事ばかりです。
   受け持ち患者様に挨拶に行った時、涙を流しながら感謝を伝えて下さり、身体を
大事にするようにと言って下さったこと、気管切開をしている患者様が大きな口を開け、ポロポロ涙を流し、ギューと手を握って下さったこと、ご家族の方からも感謝の言葉を頂いた事忘れません。また貴重な思い出が増えました。
スタッフからも、お餞別、お手紙、労いの言葉を頂き、私と母にまでもお花を
いただきました。幸せ者です。
ヒデも「悔いのないように頑張ってね。全面的に応援するよ」と言ってくれた事
に恥じぬように精一杯できることをさせてもらいます。

退職にあたり皆に心配をかけてしまうけど、悔いのないようにゆっくり余裕を持って少しでも力になりたい。
幸せな事にそう出来る環境にあるから。

8/27 食事、台所、トイレへ行くだけで、こわくなり横になっている。
寝ていることが多い。
時々、上腹部に痛みあるが「長くは続かないから病院は行かない」
もうお正月の心配をしている。
徐々に動けなくなって来ているが「出来る事はするんだ」と頑張っている。

お母さん、偉いね。これから、ますます体調に日々変動あるだろう。
でも家に居られて嬉しい。お母さん、みんなありがとう。
お父さんも心配事や不安な事や思いを話してほしいし、話してもらえる存在でありたい。

8/28 義博兄治療。(孫の羽龍同伴)
posted by かず at 08:32| Comment(0) | ありがとう・ありがとね | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年03月09日

ありがとう・ありがとね㉕

平成27年8月18日
体温36.6℃、脈90回/分、咳↓「今日は楽だ」

8/21 泌尿器科再診。定期のカテーテル交換。

8/23 和彦兄治療。「日に日に楽だ」

8/24 食欲旺盛で「何でもおいしい」起きていられる時間も長い。
「あんた仕事辞めたら台所と私の部屋と2階のガラクタ整理してね。スッキリしたいの。要らない物ばかりなんだ。お父さんは要らない物、何でも私の部屋に持ってくるから、寝てても目に入ってあずましくないんだ」

ADLは徐々に低下してきている。食事、トイレ、洗面へ行くだけがやっと。
行くだけでこわくなり、すぐ臥床しなければならない状態。

私が夕方帰宅し行ってみると、トイレ前(上半身は廊下、下半身はトイレ内で)で横たわったまま動けなくなっていることがあった。
手足も冷たくなり唇も紫色になっている。
「お帰り。あんた来てくれて良かった。お客さんが入って来て見たらびっくりするね。あんた来てくれて良かったわ」どうにか居間に戻り臥床する。
「私こんなんだけど、着替えや歩き方は、おじいちゃんより私の方がずっと上手だわ」
確かにねと2人で大笑い。
父は午後から一度も家に入って来ないとの事。

いつから動けなくなっていたのだろう。お母さん、辛かったね。寒かったね。
父は相変わらずマイペースで母を気遣うこともないのか。

そういえば、私が帰宅し行ってみると、家中真っ暗い中に、ひとり寝ている時もあったなぁ。こわくて電気もつけられなかったのだろうと思う。
父に母が動けなくなっていた事を話し「午後1回大丈夫かと声をかけてあげてほしいんだ」とお願いするも
「お前は俺が遊んでいるとでも思っているのか?俺だって忙しいんだ」

それどころか母に「おまえ洗面台の蛇口をもっときつく閉めれや。いっつもポタポタ出てるぞ。気つけれや」ときつい口調で言う。
「お母さん気にしない、気にしない」

こんな事しか言えない。お母さん、ごめんね。
当然握力も弱くなって来ているのに。
トイレから戻れないほど衰弱して来ている母をひとり残し、自分はマイペースを貫き、協力どころか、母が邪魔者のような言動を繰り返し、気遣う言葉さえかけず威張っている。辛いね、お母さん。それでも家がいいなんてありがとう。
口答えもせずストレスがたまる一方だね。
posted by かず at 23:17| Comment(0) | ありがとう・ありがとね | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年03月03日

ありがとう・ありがとね㉔

平成27年8月9日

 和彦兄治療。(お姉さんも同伴)

8/11 表情良い。家で過ごせることを皆に感謝している。
   お盆の生寿司「せっかくだから、美味しいのとって食べよう」と特上とさらに母が嫌いなネタを変更して注文する。
「兄ちゃん、恵民ちゃん、ありがとね」と嬉しそう。

8/15お盆 和彦兄治療。
   夕方、義博兄一家も来る。
   お姉さんも仕事終了後JRで来てくれる。
   母も皆と同じ食卓で、羽―ちゃんとくっついて生寿司などおいしそうに食べる。

大村先生も心配な状態なのにありがとうございます。
まやちゃん、どんなにか心細かったことでしょう。ありがとう。
弘子さんありがとうございます。

お盆、微熱と咳が出ていたが、皆で楽しく過ごす。和彦兄の治療も連日受ける。

8/16 和彦兄治療。

8/17 「兄ちゃんにメロン食べてもらうの忘れた。失敗した」と悔やんでいる。
体温37.3℃、微熱傾向。脈90回/分。咳聞かれない。体力は低下してきているが自分なりの四肢の運動(上肢の屈伸、グーパー)などしている。

きっとお母さんと一緒のお盆はこれが最後だね。
和彦兄夫婦のお心遣いにより、母の大好物の特上の生寿司を注文し、お刺身、オードブル、義博兄夫婦からの鶏の半身揚げなど、お母さんの大好物ばかりだね。
皆と食事し、その後横になり皆のにぎやかな姿を眺めている。何を考えているのかなぁ。
疲れたろうけど、皆が揃った幸せな楽しいお盆だったね。
大村家も上田家以上に大変な中、ありがとうございました。
思い出に残る時間をもたせて下さった皆さんに感謝します。
posted by かず at 17:45| Comment(0) | ありがとう・ありがとね | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年02月24日

2018年02月03日

ありがとう・ありがとね㉓

平成27年8月6日 

婦人科再診。
「先生、いつもお腹痛くないかい?と聞くけど、痛くなるんだろうか?なんも痛くないんだよね〜」

「同じ病気でも人それぞれ症状は違うし、痛くなる人もいるから聞くんだよ。
お母さんは、治療を受けているし、家で普通の生活してるから、それも痛くなりずらい要素だと思うよ。まあストレスはあるけどね。痛くなればその時考えればいいのさ」

「私もそう思う。治療してもらっているからだと思う。確かに入院してベッドの上にいたら痛くなるかもしれないわ。今の所は痛くなる気しないもね」

ADLの低下に伴い、今後介護サービス、レンタルベット、一時的にでも往診診療の利用
が必要になると考え、父と母にも了解を得て介護申請する。
(後日要支援2と認定受ける)

8/7 楽な日が続いている。家事も掃除以外している。動いた後でも脈100台。

外出する。美容室へ行きカット。
「すごく短くなったね。男みたいでないかい?」

その後イオンでラーメンを1/3くらい食べる。
「カットして綺麗になったし何か服でも買おうか?」
「要らない。着る物あるも。今は服に興味な〜し。あんた買いなさい」
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2018年01月27日

ありがとう・ありがとね㉒

平成27年8月

特別苦痛はないが、少々の家事をしながら「とにかく横になると眠ってしまう」と
ほとんどソファーで口を開けてカー・カー眠っていることが多いが、比較的楽な日々を過ごす。
休み休みだが洗濯や簡単なおかずを作ったりしている。
「少しの洗濯に半日もかかるんだよ。こわくなったら横になりながらだも、嫌になっちゃうよね。でも半日かかっても出来るからいいわ」
盆提灯も出して飾ってあった。
「午前、午後と昼寝して横になっている方が多いんだ」
安静時の脈拍80台、体動後でも脈拍100台。

母は前のように出来なくなったと嘆くより、まだ出来るからいいわと考える。
すごいなぁ〜。

8/2 義博兄治療。3食とも食べられる。咳たまーに聞かれる。

8/4 暑さにも負けず比較的楽な日々。
「楽な方だよ。でも掃除はできないわ。動いてはこわくなり横になるんだ」

それでいいし、それどころか、この状態十分すぎる。
父はマイペース、何も聞いてこない。どう思っているのか。
posted by かず at 17:26| Comment(0) | ありがとう・ありがとね | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年01月20日

ありがとう・ありがとね㉑

平成27年7月30日

ほとんど臥床して過ごしているが「楽だよ、こんなもんでしょ」
父が外に出ると起きて新聞を読んだり、おやつを食べたり、縫物をしたりしている。休み休み軽い家事もこなしている。

日により体調に変動がある。父の言動も影響しているのか?
でも眠れることや、少しでも動くことが出来るのはありがたい。

朝の様子によっては、こんな母を残して仕事へ行かなければならないのかと思うと、
やりきれない。涙を流しながらの出勤ももう少しだ。

しかし母と過ごせる時間はどれくらい残っているのかなぁ。
何があろうと母と毎日顔を合わせられる環境が幸せ。私は一番恵まれている。

兄ちゃんとよっちゃんには勿論だけど、名寄行きを許してくれるお姉さんと京美ちゃんにも感謝。
お母さん、少しでも長く家で過ごせるようにサポートさせてね。

治療を受けると脈拍、咳、倦怠感が軽減し食欲旺盛となり、表情が良く元気になり2週間は楽に過ごせる。脈も130〜140回/分→70〜80台と安定する。

治療のすごさ痛感。
母の前向きな姿勢に尊敬。
教えられることばかり。ありがたい。

母を安心させる父の優しい言葉がほしい。
posted by かず at 17:42| Comment(0) | ありがとう・ありがとね | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする